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Let's see what I'm up to

福祉とか心理とか語学とか読書とか

職質されたら事務職と答える

 ソーシャルワーカーという職業を説明せよ。業界の飲み会では鉄板の話題である。必要に応じて説明の対象が小学生であったり渋谷の女子高生であったりおじいちゃんだったりする。回答時間が30秒なのか5分なのかによっても説明内容がガラッと変わるのが面白い。回答例をご覧いただこう。小学生相手には「困ってる人と一緒に悩む人」と答えることにする。「それでどうなるの」とツッコまれる。おっしゃるとおりである。女子高生には「ヤバそうな人をどうにかする人」。「はあ?それ警察か医者じゃね?」と軽蔑の目で返されるだろう。ありがとうございます。おじいちゃんには「薩長同盟の頃の坂本龍馬です」と答えたとする。教養のあるおじいちゃんは多分優しいから「それはそれは大変だねぇ」とねぎらってくれるが、瞳の奥では「史実だと翌年に暗殺されるよ」と心配の影が見え隠れする。

 たいがいの場合、この他人への説明どうするよ問題が出現する頃合いが、相当に酒がまわっており、かつ他の話題が尽きたため仕方なく場をつなぐときである。ハイボールや熱燗の追加注文に流される形で、とにかく「人に説明しづらい職業」として一定の合意が図られる。ヤの付く自由業と同じカテゴリに入ってしまう、というオチがつくところまでが様式美である。帰りの電車に揺られながら、酔いが冷めてくると「ヤクザの方がよっぽど人に説明しやすい職業じゃん」と数時間遅れの気づきを得る。夜更け過ぎ、最終電車の自己覚知。(この記事は某氏のブログを参考に6分程度で作成された)

ソーシャルワーカーという仕事 (ちくまプリマー新書)

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