Let's see what I'm up to

福祉とか心理とか語学とか読書とか

失敗しながら覚える相談支援 電話編その1

はじめに 電話番号を尋ねるときの対応 ものすごく話の長い人の対応 物事の判断を委ねてくる人の対応 まとめ? はじめに 相談支援場面の電話対応に関する覚え書き。ほとんど経験則なので、信頼性・妥当性は担保できていないけど、実際に電話口で冷や汗をかき…

Tuesday is boring

一週間で一番疲れの溜まる日は何曜日か。自分の場合は木曜日である。肉体的な疲労で言えば金曜日なのだが、週末ならではの余暇を思えば精神的な負担がぐっと軽くなる日でもある。そのため、肉体的&精神的にキツいのが、金曜に先立つ木曜日となっている。だ…

すべては平日のために

予定のない土日の過ごし方たるや散々なもので、昼からビールをスーパーの弁当と一緒に頂き、Amazonプライムで映画を観るか、あるいはTwitchでハースストーンの配信を観るか、最近だとプロ野球の実況中継を流し見るなどして、まどろんできたらお布団へ直行、…

手ブラするくらいなら隠すな

アルキメデスがエウレカと叫んだように、先月、突如ひらめいたことがある。それは、毎朝毎晩、手に豆を作ってまで持ち運んでるビジネスカバン、ぶっちゃけ要らない説。手ぶらや!と湯船で叫んで、さっそく翌朝からノーカバン出勤を決めてみたところ、以下の…

二次会からが勉強会

0:05。本日の帰宅時刻。残業に次ぐ残業、ということはなく、単に仕事終わりの勉強会、勉強会終わりの飲み会を経た結果である。専門職の端くれとして、定期的な研修参加、勉強会参加はもはや業務と呼んで差し支えないほどの必須項目と感じているが、実態は「…

言い訳が上手いと褒められる

とにかく支援記録や諸々の「文章を即座に書く技術」の習熟を図りたい今日この頃である。支援計画の文章が遅々として進まずウンウン唸っている日中の自分を鑑みると、すらすらっと書き進める先輩諸氏が羨ましくサンサンたる思いである。 普段、ブログでは滝沢…

GWを楽しく過ごすために

いろいろGWまでにケリをつけたいことが多すぎる。1日が30時間なら良いのにな~~。 ケースカンファのマニュアル化 職場の机のToDoリスト管理 事務業務の分配・定期作業化 MOSでも取る? 障害年金のお勉強 靴と服とワイシャツを買う 髪を切る 自宅PCの掃除 障…

職質されたら事務職と答える

ソーシャルワーカーという職業を説明せよ。業界の飲み会では鉄板の話題である。必要に応じて説明の対象が小学生であったり渋谷の女子高生であったりおじいちゃんだったりする。回答時間が30秒なのか5分なのかによっても説明内容がガラッと変わるのが面白い。…

ポポポポニーの哀愁

今日は何を書こうかな~とTVを見てたら、こんなCMをやっていた。 amazonプライム CM(ポニー編) 単なる広告とはいえ、ポニーとサラブレッドを作為的に比較し優劣をつけた挙句、お姉さんの同情というか哀れみに満ちた眼差しが怖い! 結果的にポニーが喜んでれ…

うっかり口をすべらせる人は『悪意の心理学』を読もう

面白そうな本を見つけたので衝動買い。 悪意の心理学 - 悪口、嘘、ヘイト・スピーチ (中公新書) 作者: 岡本真一郎 出版社/メーカー: 中央公論新社 発売日: 2016/07/20 メディア: 新書 この商品を含むブログ (1件) を見る 嘘、皮肉、罵倒、偏見…。面と向かっ…

新米PSWとして役立った書籍6冊+α

相談援助職の記録の書き方/八木亜紀子 精神科の薬がわかる本/姫井昭男 こころの治療薬ハンドブック / 坂井隆 共著 電話相談の実際 / 佐藤誠 共著 対話精神療法の初心者への手引き / 神田橋條治 社会保障便利事典 / 週刊社会保障編集部(編) 資格勉強時代の教…

いっそ生活保護なら良かったのに説

今日はMust-doな仕事は少なめでラッキーでした。 それなのに、溜まってた事務作業が案外減らなかったのは……うん。 話変わって、この前たまたま読んだ、発達障害の当事者コラムにて 「とにかく金と時間と◯◯の使いかたが難しいのだ」との記述がありました。 お…

そして三日坊主を続けていく

2017年も4か月目に突入し、いよいよ新年度がはじまろうとしている。 ブログの更新もさることながら、日々の業務においても、 気を抜いてると数か月単位でタイムワープしてしまうことにやっと気づいたので、 しっかりブログでもアウトプットの機会を設けない…

夏季自由研究をどうするか

毎年、8月になると自由研究なるものを個人的に課している。昨年だと、資格勉強のさなか、「1日スクワット50回から、休憩日をはさみつつ、毎日5回ずつ増やして最高250回まで持っていく」30 day squat challengeをやってみた。秋を迎えるころには、お尻のライ…

相模原障害者施設殺傷事件における「措置入院」の言説・報道を考える

はじめに 検索方法 事前知識 読売新聞 朝日新聞 産経新聞 毎日新聞 日本経済新聞 神奈川新聞(カナロコ) 東京新聞 BLOGOS 鈴木宗男 中村ゆきつぐ Arisan 中田宏 小宮山洋子 JCASTニュース(ワイドショー通信簿) Togetter まとめ&寸感 報道のシフトに違和感 …

絶叫しながら読みたい、精神科ソーシャルワーカーの恋愛小説『風の音が聞こえませんか』

「PSWが出てくる小説無いかな~」と探したら、とんでもない作品に出会ってしまった。 風の音が聞こえませんか (角川文庫) 作者: 小笠原 慧 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング) 発売日: 2010/10/23 メディア: 文庫 クリック: 9回 この商…

『異常』でなければ『普通』でもない人々

有志の勉強会にて、「『普通』という言葉が嫌い、普通ではない人々に『異常』を押し付ける言葉だから」と話す参加者がいた。そこで自分は反射的に「『普通』と『普通じゃない』を分ける基準とはなにか」として、異常心理学の話題に持ち込んだ。 異常心理学に…

気づいたら総合支援法が改正されてた(+児童福祉法&社会福祉法改正、成年後見制度利用促進法制定)

先日、ALS患者が国会審議を拒否されたニュースが話題になっていた。 www.huffingtonpost.jp 理由はどうあれ、当事者の出席を拒否するなんてアホだなあ~なんて思って観ていたら、どうやら招致の理由が、障害者総合支援法の改正に伴う意見供述だという。「え…

精神保健福祉士の登録証が届きました

やっとプロフィールに精神保健福祉士の名を載せられるようになった。登録証がないままPSWを名乗ると、精神保健福祉士法 第四十二条『名称の使用制限』に抵触しちゃうからね。 写真だとわかりづらいものの、ふかふか生地の濃緑色ホルダーごと送られてきた。登…

精読するなら黄色いダーマトグラフで書き込もう『考える技術・書く技術』

きみはダーマトグラフを知っているか!? 板坂元の『考える技術・書く技術』がべらぼうに面白かった。なんでこの本を買ったかというと、病院実習直前に「実習日誌の執筆勘を取り戻したい」と焦って、Amazonでテキトーに検索したんだっけな。 考える技術・書…

最近買った本あれこれ~16年4月分

僕がいま、死について思うこと / 椎名誠 はやぶさ式思考法: 創造的仕事のための24章 / 川口淳一郎 ふたりぼっち―精神科ソーシャルワーカーからの手紙 / 助川征雄 フロイト先生のウソ / ロルフ・デーゲン 拡張幻想 (年刊日本SF傑作選) 2011 / (編)大森望・日…

韻を踏む彼氏に困った事例への雑感

はてブでも話題になってた、このヤフー知恵袋の質問を見てほしい。 detail.chiebukuro.yahoo.co.jp タイトルからして破壊力充分、眉ひとつ動かさずに読むのは至難の業だろう。事実は小説より奇なりである。いや小説なのかもしれない。喫茶店でたまたま隣に居…

【翻訳】すべての新人ソーシャルワーカーが支援対象者について知っておくべき10のこと

THE NEW SOCIAL WORKERという、ソーシャルワーカー向けキャリア雑誌のサイトにて、面白い記事を見つけた。 The New Social Worker Online — the professional social work careers magazine 10 Things Every New Social Worker Needs To Know About People -…

【500円以内】ワンコイン読書のための5冊【暇つぶし】

ワンコイン読書の三原則 全思考 / 北野武 メルヒェン / ヘッセ 24・7 / 山田詠美 こころの処方箋 / 河合隼雄 スノーグース / ポール・ギャリコ 先日、買った本がどれも500円以内かつ面白い本だったので紹介してみる。最近高くてムズい本ばかり買ってるのもあ…

Social Work Todayを読もう

海外のソーシャルワーク動向を調べてたら見つけたのが、Social Work Todayなる月刊誌。過去記事はサイトでも紹介されていて、フリーアクセスで読める。平素な英語で書かれているから、英語学習教材にも適しているかも? Social Work Today Magazine 記事がカ…

医療福祉関係者に読んでほしい『ハーモニー』は措置的生存権の物語

伊藤計劃の『ハーモニー』読了。前作の『虐殺器官』に引き続き、科学の叡智と人間のエゴを組み合わせるとこんな世界ができました的小説である。すごく陳腐な言い方をすればセカイ系近未来SFなのだろう。しかし、世界の終末を核戦争などといった明らかなシン…

生きるのがつらい時に読みたい『まんが哲学入門』は自殺予防に最適

本が人を殺すこともあれば、生かすこともある。前者は「ウェルテル効果」と呼ばれ、はてブでも自殺報道のエントリではこぞって叫ばれるようになった。簡単にいえば、メディアが自殺報道を掻き立てると、感化された大衆が自ら死を選んでしまう現象である。後…

ツッコミ力を鍛える事例検討~ゲーム機をバキバキする家庭の事例~

高嶋ちさ子さんが子供の携帯ゲーム機をバキバキ - Togetterまとめ ヘラヘラしながらツイッターをいじっていたら、豪快すぎる子育て術がTLに流れてきた。おそるおそるコラムを読むと、どうやら子どもが家庭内ルールを破ったり、宿題をしなかったりした結果、…

ソーシャルワーカーとしての意識を高めるために爆買いした4冊

対人援助の技法─「曖昧さ」から「柔軟さ・自在さ」へ / 尾崎新 対人援助のための相談面接技術―逐語で学ぶ21の技法 / 岩間信之 身体知と言語―対人援助技術を鍛える / 奥川幸子 対話的自己―デカルト/ジェームズ/ミードを超えて / H.J.M.ハーマンス これから記…

第18回精神保健福祉士国家試験体験記【国試本番編 二日目:共通科目】

はじめに 1月24日 午前:共通科目 8:30 昨日と同様、早め早めの現地入り 9:00 着席、最終チェックは一問一答の速読で 9:25 会場アナウンス、事前説明 10:00 試験開始 焦りつつも回答、慌てて見直しへ 12:15 試験終了、解散、結果は神のみぞ知る おわりに は…