読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

Let's see what I'm up to

福祉とか心理とか語学とか読書とか

第18回精神保健福祉士国家試験体験記【前半戦:4月~9月】

はじめに

本年度の精神保健福祉士の国家試験が1月23~24日にかけて行われました。
例年の合格最低点が70後半~90点(今回は86点と予想)のなかで、自分は120点を超える点数が取れたため、安心して3月中旬の合格発表を迎えられそうです。
長らくブログを更新できなかったのは残念ですが、リハビリがてらにこの1年間の勉強&学生生活を書き出してみます。

試験概要

国家試験の概要については、以下のリンクが詳しいです。
だいたい7000~8000人が受けて、6割程度の4500人が合格するといった具合。

 これまでの勉強の歩み

自分は一般養成施設(専門学校、昼間部、1年カリキュラム)による受験なので、4月から現在1月に至るまでの歩みとなります。

4月~5月 新しい環境に慣れる時期

 年齢層がばらけたクラスメイトは20代前半から60代まで.、人生のバックボーンごった返しのクラスに放り込まれ、何がなんだかわからないまま過ぎ去った2ヶ月でした。肝心の勉強内容もトンチンカンなものばかりで、「なんでこんなに法律だの歴史だの覚えなくちゃいけないんだ」と途方に暮れた思い出があります。俗っぽい話になりますが、この時期には友だち作りが主たる目標になるかもしれません。人間関係にアプローチする専門職を目指すからこそ、がっついて隣の席の人と話すことを心がけました……というのは冗談で、実際は、クラスメイトがみんな優しい人ばかりだったため、人見知りの自分でも仲良くなることができました。

4月~5月での目標:生活リズムを整える、友だちを作る

6月~7月 自分にあった勉強法・科目を見つける時期

入学から3ヶ月が経つと、自分にあった勉強法を見つけ始める時期です。また、同時に自分の得意・不得意科目の判別がつくようになります。自分は「青ペンノート勉強法」なるものを試してみました。専門科目と共通科目の区別なく、ひたすらに覚えた知識を、超ざっくりまとめてノートに書きなぐっていく勉強法です。授業で板書を写すためのノートとは別に、A4のノートを購入したのがこの時期です。

結果的に、この青ペンでA4ノートにまとめていく勉強法は大成功だったと思います。というのも、精神保健福祉士の国家試験カリキュラムは横断的な構成であり、全17科目ながら、「実質6科目ぐらいにまとめられるのでは?」と疑問に思うほど、各科目で重複した領域が見受けられます。だからこそ、科目の隔て無く、包括的に知識を体系化できる勉強法がマッチしたわけです。もっとも、この青ペンノートの出番は10月頃までで、以降は過去問の解説や参考書等に直接オレンジや赤ペンで書き込むスタイルになります(理由は後述)。

まとめノートを作っていくと、「まとめやすい科目」と「まとめづらい科目」が出てくると思います。まとめやすいのが「自分の得意な科目」、まとめづらいのが「自分の苦手な科目」と捉えました。ノートをまとめやすいということは、知識を簡潔に記すための理解が果たされている、逆に、ノートをまとめづらいのは、その科目を充分に理解できていない、という場合が多かったからです。得意な科目はどんどんノートにまとめ、苦手な科目は放置しないギリギリのレベルで書き込むように努めました。

6月~7月での目標:包括的に知識を詰め込む手立てを探す

頭がよくなる 青ペン書きなぐり勉強法

頭がよくなる 青ペン書きなぐり勉強法

 

  

ゼブラ 水性ボールペン サラサクリップ 0.5 P-JJ15-BL 青

ゼブラ 水性ボールペン サラサクリップ 0.5 P-JJ15-BL 青

 

  

 8月~9月 実習と復習にてんやわんやの時期

7月末の前期試験を終えると、一段落する間もなく、夏季実習期間(≒夏休み)がやってきます。実習の体験記を簡潔にまとめるのは難しいですが、とにかく毎日が新しい発見の連続でした。座学で得た知識を実践する場であっただけでなく、自分の支援観にも大きく影響を及ぼす”生きた教科書”に触れた思いでした。

カリキュラム上、実習先は、医療機関と障害福祉施設に大別されます。自分がお世話になった施設では、利用者さんや実習指導者に恵まれ、計画相談支援の系統的理解が図れました。国試でも大事な分野を、間近で感じることができ、とても貴重な体験となりました。一方、医療機関(精神科病院)で実習を行った友人は、「入院の種類や、地域移行支援の流れを把握できた」とつぶやいてました。春先から、がむしゃらに学んだ知識が、血となり肉となるのが夏の実習だといえます。

余談ですが、実習では、以前紹介したモレスキンノートを片手に「隙あらばメモ」の姿勢で臨んでいました。乱雑になぐり書きされて真っ黒になったページを読み返すと、当時の記憶が蘇ってきます。

実習と並行して、前期の復習も、夏休みにおける重要な課題となってきます。8月から過去問題集を解き始める人もちらほらいましたが、自分は『一問一答集』と『穴埋めチェック』にオレンジペンで、関連知識を書き込みながら「とにかく一周する」を目標に目を通すことを心がけました。

 

 

 

穴埋め要点チェック<専門科目>精神保健福祉士国家試験2016

穴埋め要点チェック<専門科目>精神保健福祉士国家試験2016

 

 「とにかく一周する」は、この一年間を通しての目標でもありました。ひとつの知識を、丁寧かつ完璧に覚えるよりも、まずは「見たことある、聞いたことある」レベルにいち早く持っていくことは、常に新しい法制度・社会問題に対処する精神保健福祉士に求められる資質だと思ったから(?)です。また、夏休みは生活リズムがだらけがちになるので、少ない手間で勉強できる手段としても、上記の2冊はオススメでした。

 

8月~9月での目標:手頃な参考書を一周する

 

後半戦:10月~1月に続く

 

interestneversleeps.hatenablog.jp